インターネットイニシアティブ(IIJ、鈴木幸一社長)とIIJグローバルソリューションズ(岩澤利典社長)は、1月21日、IIJグローバルの上海現地法人、IIJ Global Solutions Chinaを通じて、中国で法人向けクラウドサービス「IIJ GIO CHINAサービス」を発売した。

 仮想化サーバータイプと専有サーバータイプを選択することができるクラウドサービス。仮想化サーバータイプは、CPU性能、メモリ容量、ディスク容量、OSを選択でき、月額350元からという低価格で提供する。サービス設備は上海のデータセンター(DC)内に設置し、中国語・日本語・英語によるサポートを行う。ユーザー企業は自社で機器を用意することなく、迅速に中国のサーバー環境を利用することができる。

 インターネット基盤は、中国の二大通信事業者であるチャイナテレコムとチャイナユニコムに接続し、遅延の少ない通信環境を提供。これまで両社をまたぐ通信は遅延や切断が発生することが多かったが、IIJ側で速い接続を自動選択して提供することで遅延・切断の問題を解決した。

 IIJは、2009年に国内でクラウドサービス「IIJ GIOサービス」を投入し、現在、800社以上が利用している。中国市場でも、クラウド需要が旺盛として、12年3月から開発を進めてきた。「IIJ GIO CHINAサービス」を、中国に進出している日系企業だけでなく、現地の企業にも提案していく。(ゼンフ ミシャ)