三井情報（MKI、齋藤正記社長）は、テレマティクスサービス「G-BOOK」を運営するトヨタメディアサービス（友山茂樹社長）が、ユーザー向けコールセンターにMKIのクラウド型コールセンターソリューションを導入したと発表した。これによって、きめ細かなオペレーターサービスを提供する機能はそのままにコールセンターシステムをクラウド型に移行し、システムの維持・運用コストの低減と拡張性をもつシステム構成を実現した。

　トヨタメディアサービスが導入したクラウド型コールセンターソリューションは、汎用サーバーやMKI独自開発ソフトウェアを組み合わせたクラウドサービスで、仕様を満たしながら構築費用とプロダクト保守費用を削減。サービスの追加や変更、システム改修作業もMKIが請け負うことで、担当者の作業負荷を軽減した。

　トヨタメディアサービスは、システム刷新時に全システムを統合したことによって、グループ会社や海外までを踏まえたシステム統一への布石を打ち、さらに運用・保守窓口をMKIに一本化したことで、システム維持・運用コストの削減をした。