5月22日、沖電気工業(川崎秀一社長)と沖データ(平本隆夫社長)のプライベートイベント「OKI PRNCOM 2013」が東京・水道橋で開幕した。2日間にわたるイベントでは、「“ベストな効率化”で、さらにビジネスUP! OKIが提案する新たなスマートプリンティング&ICTソリューション」をテーマに、基調講演やセミナーのほか、OKIとビジネスパートナーによる製品の展示を行っている。

 基調講演では、川崎秀一社長が「プリンタ事業におけるOKIの挑戦」と題して、今後の事業戦略を説明。川崎社長は、OKIのプリンタ事業の強みとして、「紙をコントロールする擦り合わせ型技術」「70年間にわたって積み重ねてきた経験・ノウハウ」、「高精細なプリントを実現するLED技術」「自社が提供するクラウドサービスとの融合」の4つを挙げた。

 川崎社長は、このなかでとくに「自社が提供するクラウドサービスとの融合」を強調。「OKIは、人間とソリューションをつなぐ“ヒューマンインターフェース”となる端末機器やネットワーク、クラウドサービスをすべて提供できる。とくに、クラウドと紙媒体をつなぐインターフェースがプリンタだ。プリンタとクラウドが出会うことで、紙媒体をデータとして活用できる。OKIは、プリンタ・複合機とクラウドの融合したオフィスソリューション領域に参入し、さらにお客様のオフィスの生産性を向上していく」と述べた。

 さらに、こうしたプリンタとクラウドとの融合について、「オープンAPIによって、ビジネスパートナーと連携できるソリューションを提供していく」と説明。また、「印刷やデザイン市場などのプロフェッショナル領域も強化する」と意欲をみせた。

沖電気工業の川崎秀一社長

 OKIは、イベントに合わせて新製品を発表。プロフェッショナル向けLEDプリンタの新ブランド「MICROLINE VINCI(マイクロライン ヴィンチ)」からは、高速プロフェッショナルカラーLEDプリンタ「C941dn/931dn/911dn」の3機種を、またビジネスプリンタ・LED複合機「COREFIDO2(コアフィード2)」の新製品として、オープンプラットフォーム技術を搭載したA4カラーLED複合機「MC780dnf」と「MC780dn」の2機種を発表した。(真鍋武)