瀬戸信用金庫(鹿島幸男理事長)は、8月30日、融資業務の効率化やペーパーレス化を実現するため、電子稟議システムを導入し、4月26日から本店と64の店舗で本格稼働していると発表した。日立ソリューションズ(佐久間嘉一郎社長)の「金融機関向け総合融資支援システム/稟議案件管理」を活用して構築したもので、稟議書作成、決裁処理、稟議進捗管理といった一連の融資業務プロセスを電子化する。

 従来の稟議関連書類の書式を変更することなく、QRコードとスキャナのOCR自動識別機能を活用してイメージデータ化した。種類ごとに整理して電子ワークフロー上で回付することで、担当者の作業負荷を軽減するとともに、すべての稟議関連書類を電子化するシステムよりも低コストで導入できたという。また、書類の保管場所も削減できた。

 瀬戸信用金庫は、電子稟議システムを導入したことで、起案から決裁までの稟議業務にかかる所要時間を短縮し、業務の効率化と審査スピードの向上を実現。今後、稟議関連書類の電子化を進めることで、さらに融資業務の効率化を図る。