富士通システムズ・イースト(FEAST、石川享社長)は海外事業を強化する。昨年度(2013年3月期)の海外での売上高は、前年同期比47.3%増の56億円と好調で、今年度は好調を加速させて70億円を目指す。米国と欧州、アジアといった複数の地域で、各地に進出した日系企業向けのソリューションビジネスを伸ばしており、今年度も日系企業をメインターゲットに攻める。中期的には15年度に全売上高の10%を占める150億円を海外で売り上げる算段だ。海外事業の強化は、昨年4月1日に経営トップに就いた石川社長の方針。海外に進出した日系ユーザー企業の現地法人の情報システム構築・運用サービスを請け負っている。ユーザーの業種としては「製造業、流通業、小売業が多い」(石川社長)。

石川享 社長
 今後はASEAN加盟国に進出した日系企業向けの提案にとくに力を入れる考えで、他の富士通グループと協力しながらビジネス体制を構築する。「ビジネスの進捗次第で、東南アジアのどこかの国に拠点をつくることを視野に入れている」という。(木村剛士)