ピー・シー・エー(PCA、水谷学社長)は、SMB(中堅・中小企業)向け基幹業務クラウドサービス「PCAクラウド」のすべてのサービスラインアップで、受託業務の内部統制について評価する基準「米国保証業務基準書第16号(SSAE16)」(旧SAS70)と「国際保証業務基準3402(ISAE3402)」に準拠した「Type2報告書」を独立監査人から取得した。11月21日から、希望する顧客に無料で提供する。

 「PCAクラウド」を利用しているすべての顧客は、「SSAE16」「ISAE3402」にもとづく「Type2報告書」を、自社の財務報告に関連する基幹業務の内部統制の有効性評価(IT全般統制)に利用することができ、顧客とその監査人も監査にかかる工数を大幅に削減することができる。

 これまでは「会計」「給与」サービスだけで取得していたが、「販売管理」などの他のサービスを利用している顧客から、取得についての要望が多数寄せられていた。全サービスラインアップでの取得は、この要望に応え、さらに「PCAクラウド」の品質と信頼性が強固なもので、安全を確保したクラウドサービスであることを証明するものになる。

 クラウドサービス関連では、PaaSやIaaSのサービスで証明書が発行されている例はあるが、アプリケーションサービス自体の評価を受けない限り報告書を利用することはできない。運用体制の不備は大事故を引き起こす可能性があるので、PCAは外部監査人による診断・評価を受け、安全性の確保に努めている。