京セラコミュニケーションシステム(KCCS、佐々木節夫社長)は、11月28日、クラウド型統合運用管理サービス「GreenOffice Unified Cloud」が、音楽配信サービスのレコチョクに採用されたと発表した。7月に稼働したのち、システム運用コストを導入前に比べて60%削減。また、運用手法の改善によってアラート(警告)数も5分の1に減るなど、大きな効果が出ている。

 KCCSの「Unified Cloud」運用管理サービスは、同社が運用するデータセンター(DC)や、ユーザーの電算室でITシステムを運用する客先設置(オンプレミス)型、パブリッククラウドのAmazon Web Services(AWS)など、複数のITプラットフォームに統合的に対応するマルチプラットフォーム型。 
 

KCCS「GreenOffice Unified Cloud」の概要

 ユーザーであるレコチョクは、固有のシステム要件に対応する柔軟な運用サービス体系と、今後導入を予定しているAWSなどのクラウドサービスを含めた統合的な運用が「Unified Cloud」によって実現ることを評価し、導入を決定した。 
 

KCCSの秋枝正治・プラットフォーム事業本部長

 ITシステムを運用するプラットフォームが多様化すれば、それだけ運用が煩雑になり、ユーザーの運用コストが増す。KCCSは、マルチITプラットフォームに対応した運用管理をサービスとして提供することで、「ユーザーが支払うトータルの運用コストを削減」(KCCSの秋枝正治プラットフォーム事業本部長)を目指す。「Unified Cloud」関連事業では、この1年で5億円近い売り上げを見込んでいる。(安藤章司)