半導体とIT関連製品を販売する菱洋エレクトロ(大内孝好社長)は、海外事業の拡大に力を入れている。中国本土や台湾、東南アジアに拠点をもつ日系企業に製品を提供しているほか、最近は海外から仕入れた商材をローカル企業に販売することも進めている。東南アジアの開拓も視野に入れて、全体の20%程度である海外事業の売上比率を将来は30%まで引き上げる方針だ。

 菱洋エレクトロは、半導体の販売で製造業をユーザー企業として確保している。ユーザー企業の海外工場などにオフィスを設けることにも取り組んでおり、上海や大連、深セン、香港、台北など、中国を中心に拠点を広げている。また、バンコクやクアラルンプール、シンガポールなど東南アジアにも拠点を置いている。大内社長は、「当社が販売している製品は、ローカル企業に提供できるものが多い」ということで、新規顧客の開拓に踏み切ることにした。(佐相彰彦)