日立システムズ(高橋直也社長)は、金融業向けソリューション「Finnova(フィノーバ)」のラインアップの一つとして、運用担当者の負担を軽減する「Finnova システムライフサイクル管理サービス/リモート・エグゼキューション・サービス」を発売した。

 新サービスは、操作履歴や権限管理の強化によって情報セキュリティを確保するとともに、どのサーバーにどの処理を実行させるかという命令をあらかじめシステムに登録しておくことで作業を簡略化。ウェブブラウザから各サーバーへの各種操作命令をクリック操作で実行できるようにする。

 これによって、操作端末のウェブブラウザを介して複数サーバーの状況確認や処理の実行をすることができる。実行可能な処理は事前に登録した命令だけなので、オペレーションミスを防止すると同時に、UNIXなどの専門知識のない担当者でも運用できる。また、操作端末から公開鍵認証で操作できるので、該当サーバーへのパスワード認証によるログインが不要で、操作ミスによる障害を防止し、ユーザーIDの変更管理などの運用事務コストも削減する。

 処理を実行できる権限は命令単位で設定でき、職制や担当業務に応じたアクセス・コントロールができる。すべての操作履歴と処理実行結果を一元管理するので、内部統制の強化や情報セキュリティを確保できる。また、過去のエビデンスと比較して差分を検出する機能によって、障害対応の一次切分けツールとしても活用できる。

 税別価格は、「Finnova システムライフサイクル管理サービス/リモート・エグゼキューション・サービス」の導入サービスが98万円から、月額使用料が6万円から、「Finnova システムライフサイクル管理サービス/リリース&バージョン管理サービス」の導入サービスが98万円から、月額使用料が8万円から。両サービスをセットで導入する場合、導入サービスが128万円から、月額使用料が12万円から。

 日立システムズは、「Finnova システムライフサイクル管理サービス」のラインアップの一つとして、金融機関や情報システム部門を抱える企業向けに新サービス拡販し、全体で15年度末までに累計15億円の売り上げを目指す。