富士通マーケティング(FJM、生貝健二社長)と富士通システムズ・イースト(FEAST、石川享社長)は、4月1日、特定業種の中小・中堅企業向けSaaS型ERP「AZCLOUD SaaS」の提供を開始すると発表した。第一弾として、4月中に「AZCLOUD SaaS 食品」と「AZCLOUD SaaS 設備点検」をリリースする。2製品で、3年で9000IDの販売を目指すとともに、20種類の業種向け製品を揃えていく。

 「AZCLOUD SaaS」は、両社がこれまで培ってきた特定業種向けのシステム構築・提案ノウハウと、FJMの「GLOVIA smart きらら 会計」や「GLOVIA smart ワークフロー」など、既存のSaaS型アプリケーションを組み合わせてクラウドERPに仕上げたもの。富士通グループの基盤上に構築し、各種のデータをスムーズに連携させることができる。

 食品加工業向けの「AZCLOUD SaaS 食品」は、食品加工業の製造から販売まで一貫した統合システムで管理し、あらゆるプロセスでの在庫や損益の管理をリアルタイムに、正確に行うことができる。「AZCLOUD SaaS 設備点検」は、タブレット端末を使ったビル・マンションの点検情報管理に対応し、情報共有の効率化と点検データのスピーディな利活用を支援する。

 「AZCLOUD SaaS」の販売は、FJMが2月28日にオープンしたクラウドサービスのマーケットプレイス「azmarche」上の展開を視野に入れている。(本多和幸)