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KADOKAWAとドワンゴが経営統合、持ち株会社「KADOKAWA・DWANGO」設立へ
2014/05/15 18:45
コンテンツを多くもつKADOKAWAと、ニコニコ動画などで培ったドワンゴの技術力を融合させることで、デジタル時代の新しいコンテンツ創造力につなげる。KADOKAWAの佐藤辰男取締役相談役は、「編集者の隣の席にエンジニアが座って、いっしょに仕事をする環境を整える」と、コンテンツとデジタル技術の相乗効果を狙うことを宣言した。
ドワンゴの川上会長は「出版社もIT会社も、リアルとネットの両方のプラットフォームをもつべきであり、ドワンゴもこうしたかたちでコンテンツづくりに努めてきた」と、経営統合の背景には、両社の目指す方向が一致していたことがあるとした。またKADOKAWAの角川歴彦会長は、「両社ともに日本のサブカルチャーという文化を共有している」と指摘した。
新会社は、「新しいオープンな日の丸プラットフォーム」(角川会長)をつくり、若いクリエーターに活躍の場を提供するとともに、ニコニコ動画で具現化したUGC(ユーザー生成コンテンツ)のような新しいタイプのコンテンツ作成能力を高めていくことで、国内外でのビジネスを拡大する。(安藤章司)
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