きっとエイエスピー（松田利夫社長）は、7月23日、NTTコミュニケーションズ（有馬彰社長）とクラウドサービス「BizホスティングCloudn」の再販に関する契約を締結したと発表した。NTTコミュニケーションズの「BizホスティングCloudn」が提供する仮想サーバー上で、きっとエイエスピー取扱いのプレゼンテーション仮想化技術製品「GO-Global for Windows」をバンドルし、アプリケーションホスティングサービス「きっと“どこでも”アプリ」として、8月1日に発売する。

　「きっと“どこでも”アプリ」を利用し、社内情報システム環境をクラウド上へ移行することで、地震、風水害、火災などの災害に備える事業継続計画（BCP）対策を実現できる。また、情報システム運用管理コストの低減、在宅勤務・リモートワーク支援、従業員の個人所有機器の活用（BYOD）、社内セキュリティ強化のための従業員個々の独立した情報システム利用環境の確保、社内データ漏えい防止対策など、さまざまな効果が期待できる。

　ユーザーは、現在使用しているマイクロソフトWindowsパソコン用アプリケーションを「きっと“どこでも”アプリ」サーバー上にインストールするだけで、インターネットにつながる場所ならどこでもアプリケーションを利用できるようになる。対応するクライアント端末は、マイクロソフトWindowsパソコン、CentOSやUbuntuなどのLinuxパソコン、アップルMac OS Xパソコン、iPad、iPhone、グーグルAndroidなど。

　「きっと“どこでも”アプリ」は、エンドユーザーだけでなく、ソフトウェアベンダーやシステムインテグレータでも、顧客向けアプリケーションホスティングプラットフォームとして利用できる。サービスをソフトウェアベンダーや、システムインテグレータに再販してもらうパートナープログラムを用意する。

　税別価格は、月額料金が1ユーザー3000円（同時30人利用）から、初期費用は無料。契約単位は1か月、登録ユーザー数と登録端末数は無制限。