ブイキューブ(間下直晃社長CEO)は、8月6日、パートナー企業向けイベント「ブイキューブ Partner Summit 2014」を開催した。今後、成長が期待されるビジュアルコミュニケーション市場で、パートナー企業とともにビジネスを拡大していくことをアピール。SIerを中心に多くの販社が参加した。

 イベントの冒頭、間下社長CEOが登壇。今年に入って、プラズマディスプレイを提供するパイオニアソリューションズを買収してパイオニアVCとして再始動したことや、医療業界向けサービスを提供するエムスリーとの合弁で、医療業界に特化したビジュアルコミュニケーションサービス事業者のエムキューブを設立したことを説明した。間下社長CEOは、「買収による子会社化や合弁会社の設立は、今年度(2014年12月期)第1四半期の大きなトピックスだった」と述べた。 
 

間下直晃社長CEO

 力を入れている海外事業に関しては、海外拠点間専用ネットワーク「Global Link」を提供。欧州や中国、シンガポールに加え、最近ではASEANでの提供を拡大し、200社以上が導入している。間下社長CEOは、「今後は南米も視野に入れる」とした。

 国内市場については、「ビジュアルコミュニケーションツールの日本での普及率はわずか2%で、市場規模は100億円程度とまだ小さい。しかし、2020年までに1000億円規模になるという予測がある。当社は現在30%以上のシェアを確保しているが、広がる市場でさらにシェアを拡大していく」と、意気込みを示した。

 森田繁常務取締役営業本部長は、パートナービジネス戦略を説明。パートナー営業の組織を増員し、販社への勉強会やセミナーなどの積極的な実施、提案シーン拡大に向けた新モデルの開発などに取り組んだことを訴えたうえで、「販売、インテグレーション、運用・導入サポート、ソリューションなど、それぞれの領域で協業しているパートナー企業をつなぐエコシステムを確立する」と述べた。(佐相彰彦) 
 

森田繁常務取締役
 

イベントには多くの販社が参加した