アイティフォー(東川清社長)は、9月10日、50席以下の小規模拠点を複数保有する企業を対象とするSIPベースのコンタクトセンターシステムの新版「AX-i(アクシー)EX」を発売した。

 コンタクトセンターに必要なすべての機能を標準搭載。業界初の「制御・音声パケット分離方式」によって、複数拠点間の通信費を従来の約3分の1に削減できる。「制御・音声パケット分離方式」は、システムに接続した電話機をPCから操作するための「制御パケット」と音声通話を行うための「音声パケット」を分離して通信する方式。高額な帯域保証タイプの専用線は用いず、制御パケットの通信には「フレッツ光回線」、音声パケットの通信には「ひかり電話オフィスA(エース)」というそれぞれ低額回線を利用することで、通信費を抑制する。

 複数拠点をあたかも一つの拠点のように統合し、着信した電話を混み具合に応じてどの拠点でも応対できるようにする「バーチャルコンタクトセンター」機能を搭載。発信業務も、各拠点の空いているエージェントへ効率的に振り分けることができる。複数拠点で業務を分散できるので、短期間のスポット業務など、一時的な高負荷業務にも柔軟に対応できる。使用する電話機は、システムにログインすればエージェント業務に、ログアウトすれば事務用電話機として使い分けることができる。

 価格は、46席の場合で1500万円から(通信費を除く)。アイティフォーは、今後1年間で20社からの受注を目標としている。