ソフトクリエイトの子会社エイトレッド(林宗治社長)は、ワークフロー製品を拡販するためにオウンドメディアを積極的に活用する。ワークフロー製品を活用するメリットや必要性を訴える新サイト「ワークフロー活用事例ナビ」を開設。ウェブでの情報提供によって、ワークフローのメリットと自社製品の優位性をアピールし、リード(見込み顧客情報)の発掘を図る。

林宗治
社長
 エイトレッドは、ワークフロー機能のパッケージ・クラウドサービスを開発・販売する企業で、2007年に設立。「X-point」「AgileWorks」という二つの商品をもち、ともにパッケージとクラウド版がある。昨年度(2014年3月期)の売上高は約8億円で、そのうち5億円程度が「X-point」。直販と間接販売でユーザー企業にアプローチしているが、「全国をカバーする販売代理店網を整備したことが拡販につながっている」(林社長)。主要商圏だけでなく地方での販売が好調で、約100社のパートナーが全国で拡販する体制ができ上がったという。

 林社長は早期に売上高10億円を突破することを目標に掲げており、販売を伸ばすためにはワークフローの普及・啓発活動を行う必要があると考えた。「ワークフローを使わずに、紙の稟議書を回しているユーザー企業が多い。拡販するためには、競合他社をどうやって打ち負かすかよりも、マーケットを広げる活動をどう進めるかを考えるほうが先決」という。

 そこで、今年度から強化しているのがウェブでの情報提供だ。単なる製品のPRだけでなく、ワークフローの利点やビジネス文書のテンプレート集・作成方法など、業務効率化に関連するコンテンツを揃えた総合情報サイト「ワークフロー活用事例ナビ」を開設した。ここでワークフローの普及・啓発を図りながら、見込み顧客情報を取得。営業効率を高める考えだ。

 ウェブからの問い合わせ件数を現在の倍にするのが当面の目標。「問い合わせがあった場合、お試し版を提案して、不明な点をリモートサポートセンターで支援する。その過程で、購入に結びつきそうな見込み顧客情報を発掘して、パートナーに紹介する。この流れをもっと加速させたい」と林社長は語っている。(木村剛士)

オウンドメディア「ワークフロー活用事例ナビ」