ディアイティ(下村正洋社長)は、10月1日、特権ID管理ソリューションの新バージョン「CyberArk PIM Enterprise Suite バージョン8.6」を発売した。

 新バージョンでは、組織のワークフローにより柔軟に対応するために、特権アクセス申請承認プロセスの承認者数の設定に加え、新たに「承認の階層化」と「承認の簡素化」の2種類のプロセス選択ができるようになった。「承認の階層化」では、機密度の高い情報資産へのアクセスの必要性をより厳密に評価することで、情報システム部門だけでなく、セキュリティを統括する部門が承認するなどのワークフローに対応できる。

 「承認の簡素化」では、例えば日常的な機密性の低い情報資産へのアクセスに対して、複数人の承認を必要とすることで利便性や迅速性を損なう恐れがある場合、管轄マネージャーの承認だけで特権アクセスが可能となるように、ワークフローを簡素化することができる。

 また、新バージョンでは、従来のUNIXやLinuxに加え、メインフレームやSQLサーバーなど(Windows RDPを除く)の「キー操作記録」を実現。従来のビデオ記録に比べ、監査精度が向上するだけでなく、検索が容易になり、SIEMソリューションとの連携も実現している。さらに、Application Identity Manager(AIM)機能がTomcat 7に対応した。税別価格は340万円から。