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Tintri 日本ビジネスを強化 富士通とOEM提携、市場開拓へ
2014/10/02 20:07
週刊BCN 2014年09月29日vol.1548掲載
河野通明社長
15年には株式公開(IPO)を予定しており、それに向けて成長基盤を築いているところだ。そして、その一環として、日本事業の体制の強化に取り組んでいる。
コスト削減で差異化
クラインCEOは、「とくに、プライベートクラウドの分野で当社の成長が著しい。今回、日本のトップITベンダーで、クラウドに注力している富士通と手を組んだことで、この分野でのビジネスをさらに伸ばしていきたい」と意気込みをみせる。保守に強いユニアデックスなど、既存パートナーを活用し、販売後のサポートを提供することで、案件の獲得につなげたいとしている。国内のストレージ市場は、EMCジャパンやネットアップなど外資系の専門メーカーのほかに、国産の総合メーカーもひしめく激戦区になっている。そんな状況にあって、Tintriは独自技術を生かし、設置スペースを減らすとともに電力の使用量を抑えて、他社製品と比べて運用コストが安いことを武器に、競争に立ち向かう。
クラインCEOは、「この1年の間、およそ200社の企業が競合製品からTintriに乗り換えたという実績をもつ」として、同社製品の優位性に自信をみせる。(ゼンフ ミシャ)
「富士通とのパートナーシップは約6か月と短期間で締結に至った」と満足げ
会長兼CEO
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