セイコーエプソン(碓井稔社長)は、NFC(近距離無線通信)を搭載し、対応するスマートデバイスをかざすだけで印刷ができるモバイルレシートプリンタ「TM-P20」を11月27日に発売する。

 NFCを搭載し対応するスマートデバイスをかざすだけで、簡単に接続設定と印刷ができる。複数のスマートデバイスと「TM-P20」を使う場合でも、自由な組み合わせで簡単に設定・印刷ができる。

 Windows ストアアプリに対応したSIer向けシステム開発キット「EPSON ePOS-Print SDK」を無償提供。従来のiOS、Android端末に加え、Windowsタブレット用アプリの開発が容易にできる。また、AppleのBluetooth規格インターフェースを搭載し、AppleからMFiライセンスプログラム認定を取得している。

 従来機から小型・軽量化し、本体重量は従来機の3分の1程度となる約212g 、サイズは幅79.0×奥行き119.8×厚さ43.6mmと、コンパクトで簡単に持ち運びできる。

 無線LANモデルとBluetoothモデルの2モデルを用意。バッテリは無線LANモデルで約16時間、Bluetoothモデルで約26時間の利用ができる。さらに、耐落下性は2.0mの堅牢性で、持ち運んでの業務でも安心して使用できる。付属する「シングルチャージャー」で充電しながらの据置き利用もでき、店舗のカウンターなどに置いても場所を取らない。

 現行の据置き型レシートプリンタ「TM-iシリーズ」のインターフェースを改良した「TM-T88V-i」「TM-T70-i」も、あわせて11月27日に発売する。バーコードスキャナやカスタマーディスプレイなど、周辺機器の接続に対応。印刷データのスプール機能によって、確実に印刷を行うことができる。

 価格はオープンで、実勢価格は「TM-P20BI(Bluetoothモデル)」が4万円台半ば、「TM-P20W(無線LANモデル)」が4万円台後半、「TM-T88V-i」が22万円前後、「TM-T70-i」が22万円前後の見込み。セイコーエプソンは、今後1年間で、「TM-P20」と「TM-iシリーズ」でそれぞれ1万台の販売を見込んでいる。