NTTソフトウェア(山田伸一社長)は11月27日、異なるネットワーク間の端末同士でも安全にデータの受け渡しを実現する「Crossway/データブリッジ」の予約受付を12月15日に開始すると発表した。

 「Crossway/データブリッジ」は、異なるネットワーク間のデータ受け渡しの際の人手に依存した煩雑な手続きを効率化することで、確実に情報漏えいを防ぐことをコンセプトにした製品。時間のかかる管理や承認行為を効率化し、作業時の上司確認などを必要とせず、不正なデータの持ち出しを防ぐ。NTTアクセスサービスシステム研究所が開発し、NTTソフトウェアが製品化して販売する。

 大人の手のひらほどのきょう体に「送信」と「受信」の二つのUSBポートを備え、送信端末から入るデータを特殊な技術でフィルタリングし、安全に受け渡す。不正利用を防ぐために、ユーザーや端末の利用制限や、送信ファイル種別の制限ができる。転送するデータ量の制限も設定できるので、悪意のある大量データの転送を未然に防ぐ。

 いつ・誰が・どの端末からどの端末へ・どのようなデータを送ったかを自動的に記録することができ、監査時の証跡の一部にすることもできる。USBケーブルの抜去、電源オフと同時に受け渡しデータは自動的に削除され、復元することができなくなる。これによって返却時のデータ削除の手間を省くと同時に、紛失や悪意をもったデータの持ち出しを防ぐ。

 アルプスシステムインテグレーションの外部記録媒体へのアクセスを規制する情報漏えい対策シリーズ「InterSafe ILP」のデバイス制御ソフトウェア「InterSafe DeviceControl」がインストールされた環境での利用に対応する。価格はオープン。NTTソフトウェアは、今後3年間で5億円の売り上げを見込んでいる。