日立(中国)(小久保憲一董事長)は、4月1日付でスマートロジスティクスサービス事業推進部を設立した。中国で「製造業向けグローバル調達ロジスティクスサービス」の提供を開始する。

 サプライチェーンの調達や物流領域を対象に、顧客の現状分析、改善テーマの抽出、想定効果算定などの上流コンサルティングからITサービス、調達代行、物流アウトソーシングまでをワンストップで提供する。日立グループのコスト構造改革「Hitachi Smart Transformation Project」で推進している「グローバル調達改革」や「グローバルロジスティクス改革」の基盤をベースに事業化した。同サービスを、中国の日立グループ会社の部品調達業務に一部先行適用した結果、10~20%の輸配送コスト削減効果を得ることができたという。
 新設したスマートロジスティクスサービス事業推進部には、日立製作所のコンサルティング部門とIT部門に加え、日立ハイテクノロジーズ(日立ハイテク)と日立物流の中国現地法人にある営業機能の一部を集約。これによって、専門ノウハウや経験を生かしながら営業活動を推進する。まずは中国の日系企業向けにサービスを提供し、2018年度(19年3月期)までに累計700億円の売上を目指す。なお、日立製作所では同サービスをASEAN地域でも順次展開・拡大していく。