ネットワーク機器ベンダーのF5ネットワークスジャパン(古舘正清社長)は、ウェブアプリケーション向けの情報セキュリティ「ウェブアプリケーション・ファイアウォール(WAF)」機能をクラウド方式で提供する「Silverline Web Application Firewall(シルバーライン・ウェブアプリケーション・ファイアウォール)」を発表した。同社のセキュリティ・オペレーション・センター(SOC)専門スタッフによって24時間体制でWAF運用管理を行う。

 Silverlineシリーズでは、すでにウェブサイトへの攻撃方式の一種である「DoS攻撃」をネットワーク上で防御するサービスをすでに始めており、今回はSilverlineシリーズ第2弾のサービスとしてWAF機能を新たに追加した。F5ネットワークスジャパンのギド・フォスメア・セールスエンジニアリング本部本部長は、「ユーザー企業のウェブアプリケーションや情報システムへの脅威が及ぶ前に、ネットワーク上で脅威を排除する仕組みがSilverlineシリーズの特徴だ」と話す。

F5ネットワークスジャパンのギド・フォスメア・セールスエンジニアリング本部本部長

 これまではユーザー企業がサーバーやネットワークの機器を購入し、DoS攻撃への対策やWAFを構築してきたが、F5ネットワークスジャパンでは、こうした機能をクラウドベースのサービスとして提供する取り組みに力を入れている。SDN/NFV(ネットワーク機器のソフトウェアによる定義/ネットワーク機器の仮想化)の潮流のなかで、F5ネットワークスジャパンでは、従来のネットワーク機器の販売に加えて、ネットワーク関連サービス商材を充実させることで、ユーザーニーズを掴んでいく方針を示す。