NEC(遠藤信博社長)は、インドネシア情報通信省の傘下で、同国のサイバーセキュリティの中核を担うId-SIRTII/CC(アイディーサーティー、Dr. Rudi Lumant代表)と、サイバーセキュリティ領域の覚書を締結した。両者は今後、共同で政府機関の情報システムを常時監視するセキュリティ・オペレーション・センター(SOC)のリファレンスモデルの仕様作成や、SOCの運用に必要な人材育成プランの作成に取り組む。さらに、インドネシアで増大するサイバー攻撃への対抗策の共同開発についても検討を進める。

 NECは、2014年に日本でサイバー攻撃対策の中核拠点となるサイバーセキュリティ・ファクトリーの本格稼働を開始。24時間体制でユーザーの情報システムのセキュリティ監視を行うSOCや、高度なスキルをもつセキュリティ人材の育成、サイバー攻撃の分析などを行うサイバーインテリジェンスなどを提供している。また、NECは国際刑事警察機構(インターポール)とパートナーシップ契約を締結しており、2015年4月には、シンガポールに開設されたThe INTERPOL Global Complex for Innovation(IGCI)内の「インターポール・デジタル犯罪捜査支援センター」に中核システムを納入。こうした取り組みや実績が高く評価され、今回のId-SIRTII/CCとの覚書締結に至った。