ニュース

アイティフォー、家電量販店大手コジマのネットワーク基盤を再構築、年間約1000万円のコスト削減へ

2015/10/07 19:04

 アイティフォー(東川清社長)は、家電量販店大手ビックカメラグループのコジマ(木村一義会長兼社長)のネットワーク基盤の再構築を受注し、今年8月1日から店舗やデータセンターなど全167拠点で本稼働したと発表した。

 アイティフォーでは2012年からコジマのネットワーク基盤構築を請け負ってきたが、今回は「アイティフォークローズドIPネットワーク」を活用したことで、ネットワーク品質を向上させるとともに、年間でおよそ1000万円の通信コストを削減できる見通しとなった。

 「アイティフォークローズドIPネットワーク」は、丸紅グループの通信サービス会社アルテリア・ネットワークスの法人向けIP接続サービス「VECTANT(ベクタント)」を基幹ネットワークに組み込んだアイティフォー独自の閉域網サービスだ。

 閉域網であるため情報セキュリティの信頼性が高く、従来のIP接続サービスで、時折問題になっていた通信速度が安定しない課題も克服。さらに通信コストの削減にもつなげた。
  • 1

関連記事

アイティフォー “爆買い”で免税システムが好調 IT×BPOで公共比率も倍増へ

アイティフォー、免税書類を30秒で作成できる小売業向け基幹システム

アイティフォー、18年3月期に売上高150億円を目指す中期経営計画を発表

外部リンク

アイティフォー=https://www.itfor.co.jp/

コジマ=http://www.kojima.net/