野村総合研究所(NRI、嶋本正社長)は、中国のオフショアパートナーである中訊軟件集團(サイノコム)との間で、今年6月に締結した契約にもとづき、同社グループのNRI向けオフショア開発事業の譲り受けを、10月28日に完了した。

 譲り受けた事業会社の総従業員数は1300人で、取得金額は1億9000万香港ドル(約30億円)。NRIは、各社の共通社名を「智明創発」として、同日に北京智明創発(時崇明総経理)をはじめとする新たな事業会社6社を中国と日本で発足させた。今回の譲り受けによって、NRIグループの従業員数は1万人を超えた。

 NRIは、グローバルでのシステム開発・保守運用の体制強化を成長戦略の要としており、中国ではグループ会社を含め20地域21社、約5000人のエンジニアにシステム開発を委託している。今回の事業譲り受けは、中国国内での安定した人材確保を目的に行った。今後は、智明創発を中国でのオフショア開発・保守運用体制の中核と位置づけ、品質と生産性の向上を通じて競争力を強化する。

 なお、中訊軟件集團は9月18日付で社名を変更し、現在は新体育集團(New Sports Group)となっている。