ピー・シー・エー(PCA、水谷学社長)、水野コンサルタンシーホールディングス(水野真澄社長)、上海安為信息技術(ANWILL、寧宏暉総経理)の3社は、10月27日、上海市で「中国子会社の見える化~財務・税務管理と報告~」と題したセミナーを開催した。中国で日系企業のマネジメント層の多くが悩みを抱えている財務・税務管理や、日本の親会社への会計報告についてのポイントを解説。約200人が参加した。

日系企業のマネジメント層ら約200人が参加

 セミナーの冒頭、PCAの水谷社長が挨拶し、世界各国の業務ソフトベンダー・SIerが参加する会計・ERPソフトのグローバル・アライアンス・グループ「ALAE」を紹介した。水谷社長は、「“郷に入れば郷に従え”という言葉があるが、(日系企業も)現地に行けば、現地のモノを使うほうが、コストダウンや税制対応などの面で有利になる。中国には、用友・金蝶という2大会計ソフトがあるので、これを活用するのがいい選択だ」と説明。そのうえで、ALAEによって用友とPCAの会計システムがデータ連携できるようになったことを解説し、「日系企業は、安心して中国に進出して、すぐにビジネスを行うことができる」と述べた。

ピー・シー・エーの水谷学社長

 次に、水野コンサルタンシーホールディングスの水野社長が、日本人の董事・総経理が留意するべき税務・資金活用上の注意点について講演。「日本からの出張に関するビザ・税務上の注意点」「董事・総経理が税務上注意するポイント」「駐在員の税務リスク」「親会社・現地法人間取引の税務リスク」「現地法人の資金管理」「中国から国外への資金移転」について留意点などを解説した。

水野コンサルタンシーホールディングスの水野真澄社長

 セミナーでは、用友製品を取り扱う住商信息系統(上海)(SCS上海)の飯田洋一郎総経理が、自社の導入実績を紹介したほか、ANWILLの沈越峰副総経理が、用友ゴールドパートナーの立場から利用時の管理ポイントについて解説。また、PCAグローバルソリューション事業部の島倉啓祐氏が、用友とPCAのデータ連携について、具体的な活用法などを紹介した。