ニュース

ミラクル・リナックス、HatoholがConoHaのアプリケーションイメージに採用

2016/04/28 19:11

 ミラクル・リナックス(伊東達雄社長)は4月27日、オープンソースの運用統合ソフト「Hatohol」が、GMOインターネット(熊谷正寿会長兼社長・グループ代表)が提供するクラウドプラットフォーム「ConoHa」のアプリケーションイメージに採用されたと発表した。

 ConoHaは、定額制の料金体系でビジネスやトラフィックの規模に応じたシステムを柔軟に構成することができる低コストで高性能な日本発のクラウドプラットフォーム。顧客のさまざまな利用目的に対応して、OSテンプレートやアプリケーションテンプレートを多数用意しており、サービスに合わせたテンプレートを選択することで、サーバー作成と同時にOSのインストールやアプリケーションサーバーの構築を完了することができる。

 今回、ConoHaのテンプレートにHatoholが追加されたことで、ConoHa上で複数のZabbixを利用しているユーザーは、それらを統合して一元的に監視するHatohol環境を容易に構築でき、運用管理負荷を軽減することができる。また、Hatoholのインターフェース(HAPI)を使ってプラグインを作成することで、Hadoopなどの他のアプリケーションとも連携することが可能となる。

 なお、ConoHaの公式チュートリアルサイト「このべん」に、ConoHaのうえでのHatoholの設定方法やHatohol上のZabbix設定に関する手順書を公開した。また、Hatoholの利用者に対して、ブログでHatoholを紹介すると1000円のConoHaクーポンを提供するフィードバックキャンペーンを開始している。
  • 1

関連記事

ミラクル・リナックス、アット東京にMIRACLE ZBX Virtual Applianceが採用

ミラクル・リナックス、MIRACLE ZBX最新版のサポートサービスを提供

ミラクル・リナックス、CLUSTERPRO PARTNER AWARDで初のダブル受賞

外部リンク

ミラクル・リナックス=http://www.miraclelinux.com/

GMOインターネット=https://www.gmo.jp/

「Hatohol」=https://github.com/project-hatohol/hatohol

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>

連載第5回:先進製品の取り扱いやソフトのクラウド販売を支援

× こちらから>>