ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン(ウォッチガード、根岸正人社長)は1月19日、中堅・中小規模組織向けのシンプルで包括的なDNSセキュリティソリューションの開発企業であるPercipient Networksを買収したと発表した。

 Percipient Networksのフラッグシップ製品「Strongarm」は、導入が容易でセキュリティに特化したDNS(ドメインネームシステム)サービスにより、フィッシングやマルウェア攻撃を阻止する。具体的には、アウトバウンドDNSリクエストを監視し、既知の悪意のあるドメインリストをもとに危険なウェブサイトへのトラフィックをブロックする。さらに、ドメインレベルでリクエストを監視することで、Strongarmのフィルタリング機能をすべてのポートやプロトコルにまで適用することができる。

 Strongarmの機能をウォッチガードの包括的な統合型セキュリティプラットフォームに組み込むことにより、強力な保護機能を活用して広範で多彩な脅威から顧客を保護することが可能となる。また、Strongarmのプラットフォームは、危険なサイトへのトラフィックの防御に加えて、できるだけ多くのユーザーやIT管理者を教育することを想定したアーキテクチャになっている。悪質な可能性のあるサイトへのトラフィックを防御するだけでなく、攻撃に関する付加情報が収集されている「ブラックホール」にユーザーを誘導し、将来的な攻撃から身を守るために役立つ教育素材の活用を促す。

 さらに、Percipient Networksは、IT責任者やMSP(マネージドサービスプロバイダ)と協働している脅威分析チームを抱えており、攻撃に対するさらなる知見や今後の防止方法を提供している。ウォッチガードでは、こうした領域に今後も投資していていく予定。