アールスリーインスティテュート(アールスリー、加藤忠智代表)は3月27日、サイボウズ(青野慶久社長)のビジネスアプリ作成クラウド「kintone」のカスタマイズを簡易化するサービス「gusuku Customine(グスク カスタマイン)」のプレビュー提供を開始した。

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金春利幸CIO

 アールスリーでは、2014年からサイボウズのパートナーとして、kintoneのSIサービスに力を注いでいる。同社が抱えるサイボウズ公認のkintoneエバンジェリストは3人。金春利幸CIOによれば、kintoneのSI実績は「全国で2番目、関西では1番」という。

 通常、kintoneの標準機能を越えた変更を行うには、プラグインを導入するか、JavaScriptによるカスタマイズを行う必要がある。だが、プラグインによる機能拡張では、ユーザー固有の業務要件を十分に満たすことが難しい。JavaScriptによるカスタマイズでは、業務要件を満たせるものの、プログラミング言語の習得やkintone APIの学習が必須で、標準機能だけを使ってきたユーザーにはハードルが高かった。

 これに対しgusuku Customineは、JavaScriptによるカスタマイズをブラウザ操作だけで実現する。諸条件を選択するだけで、自動的にJavaScriptのプログラムを生成しkintoneに設定。ユーザーは、ノンプログラミングでJavaScriptカスタマイズを実施できる。

 アールスリーでは、プログラミングが必要なカスタマイズを諦めているkintoneユーザー企業の現場リーダーや、現場からの要望に早期対応していくうえで課題を抱える情報システム担当、より生産性の高いカスタマイズサービスを提供したいIT企業などの顧客層を想定。金春CIOは、「kintoneに関わっているみんなが使うことができる」と強調した。

 プレビュー版では、一つのサブドメインに対して、gusuku Customineのすべての機能をアプリ数の制限なく無料で利用できる。機能は限定しているが、プレビュー期間中に継続的に追加していく予定。有償サービスの開始は、今年8月頃を目標としている。