サイボウズ(青野慶久社長)と調布市(長友貴樹市長)は、「災害時におけるIT支援に係る協定」を2月27日に取り交わした。

サイボウズの青野慶久社長と調布市の長友貴樹市長

 今回の協定では、災害発生時に調布市からの要請により、サイボウズが災害支援プログラムに沿った災害緊急対策活動への協力を行う。また、平常時から、災害を想定した事前準備や連絡体制の整備を行い、災害発生時の迅速な対応を可能にする。

 具体的には、災害発生時は、災害復旧の用途でサイボウズのクラウドサービスを半年間無償で提供する。また、災害対策本部、避難所、社会福祉協議会の災害ボランティアセンターなどを対象に、有志のサイボウズ社員によるボランティアチームが災害現場でのIT支援とリモートによる遠隔支援活動を行う。PC、プリンタ、ネットワーク機器、ケーブル類などの提供が必要な場合は、可能な範囲で機器を調達し無償で提供する。

 平常時は、防災用途で災害支援ライセンス相当のライセンスを1年間無償で提供する。平常時からサービスを試験運用することで、災害時にも迅速・有効に運用できる環境を整える。また、災害時にIT活用の支援が可能な地元のエンジニアやデザイナーと連携できるように、体制作りを行う。さらに、地域情報を発信できる地元SNSコミュニティと連携し、防災活動・災害対策活動を支援する。