クオンタムリープ・キャピタル・パートナーズは7月14日、滋賀銀行、しがぎんリース・キャピタルと共同し、投資ファンド「しがぎん地方創生SD(Sustainability Design)ファンド投資事業有限責任組合」設立した。関西経済圏を中心としたポストコロナの経済発展と地方創生を軸に、成長が期待されるベンチャー企業や革新的なビジネスモデルで成長を目指す企業を支援する。

「しがぎん地方創生SDファンド投資事業有限責任組合」の投資スキーム

 ファンド総額は3億円で存続期間は設立から5年間。ファンドマネージャーは、クオンタムリープ・キャピタル・パートナーズの小間裕康 取締役代表パートナー&Co Founderが務める。小間氏は日本の電気自動車ベンチャーGLMを自ら設立し「トミーカイラ ZZ」などの量産車を送り出したことでも知られており、自身の起業経験を生かした成長支援、投資を行う。また、大阪駅に隣接するグランフロント大阪内に拠点を構える「ナレッジキャピタル」と提携しグランフロント大阪内の会員制サロン「ナレッジサロン」を活動の場として活用。知的創造・交流・イノベーションを促す。

 クオンタムリープ・キャピタル・パートナーズは、ソニーの社長・会長を経て投資家として活動する出井伸之氏が2006年に設立したクオンタムリープとMAアドバイザリーの専門企業のアイファス、サーチ・ファンド型インキュベーターのコマエンタープライズリミテッドの3社が共同出資し、18年11月に設立された。「ありえない、できるはずがない。そういわれていたことの実現」を使命として掲げている。

 今回のファンド設立の趣旨について、クオンタムリープの出井代表取締役会長ファウンダーは「誰しも、繰り返しコツコツやっていると、何かのチャンスでいきなり大きく成長する機会に恵まれた、という経験があるのではないでしょうか? リニアな成長ではなく、あるタイミングで量子的跳躍(クオンタムリープ)が得られるのです。地方創生にはこの跳躍のチャンスがあります。企業と企業、技術と人、エリアとタイミング。新旧大小のさまざまなクロスカップリングから革新を生むカタリスト(触媒)ファンドになることを、アドバイザー、投資家として応援していきます。」と語った。