NECは8月28日、「空飛ぶクルマ」と重量物に特化した産業ドローン「カーゴドローン」を開発するSkyDriveに出資を行ったと発表した。

SkyDrive記者会見の様子

 今回SkyDriveは、日本政策投資銀行をはじめ、NECを含む10社を引受先とした第三者割当増資により、シリーズB資金調達ラウンドで39億円の資金調達。今後、調達した資金で空飛ぶクルマとカーゴドローンの技術開発と事業開発を加速していく。

 NECでは、これまで日本発の空飛ぶクルマの開発活動団体「CARTIVATOR(カーティベーター)」を運営するCARTIVATOR Resource Managementとスポンサー契約を結び、空飛ぶクルマの機体開発の支援などを進めてきた。

 また、航空・宇宙分野での航空管制システム・衛星運用システムなどで培ってきた管制技術や無線通信技術、無人航空機の飛行制御技術の開発実績、重要インフラ分野でのサイバーセキュリティ対策に関する知見を有している。これらの技術・知見とCARTIVATORへの支援活動成果を活用。空飛ぶクルマの移動環境に必要となる交通整理や機体間・地上との通信などを支える管理基盤の構築を目指している。

 NECは、今回の出資を機にSkyDriveとの連携をさらに強化し、空飛ぶクルマが行き交う未来の安全・安心な新しい移動環境の実現に取り組んでいく方針。