ミロク情報サービス（MJS）は10月1日、国際協力機構（JICA）が発行する社会貢献債（ソーシャルボンド）であるJICA債に投資したと発表した。

　ソーシャルボンドは、社会課題の解決に使途を限定した債券。このJICA債は、政府開発援助（ODA）の有償資金協力事業を通じて、開発途上地域の交通インフラ整備をはじめ、災害復興、健康増進に向けた医療支援などに活用される。さらに、16年12月22日に日本政府が策定・公表した「持続可能な開発目標（SDGs）実施方針」では、JICA債の発行がSDGsを達成するための具体的な施策の一項目としても掲げられている。

　MJSは、「豊かな生活の実現」「文化活動への参加」「社会的人格の錬成」という企業理念に基づき、文化財の保護やスポーツ振興など様々な社会貢献活動に取り組んできた。今後もJICA債券への投資をはじめとしたESG投資など、より幅広い活動を通じて、環境・社会への取り組みを支援し、持続可能な社会の実現に貢献していく考え。