さくらインターネットとオープンソースの分散型SQLデータベース「TiDB(タイデービー)」を開発するPingCAPの日本法人、PingCAPは、さくらインターネットのIaaS型クラウドサービス「さくらのクラウド」でTiDBを提供することに合意した。サービス名は「エンハンスドデータベース(TiDB)」で、さくらのクラウドの新機能を実験的に提供する「Labプロダクト」として、7月8日に無料で提供を開始した。


 さくらのクラウドは、サーバーやストレージなどの多彩なサービスが利用できるIaaS型クラウドサービス。時間割料金・日割料金・月額料金を設定しており、必要なタイミングで必要な分だけ利用可能となり、期間に応じて最安の価格が適用されるサブスクリプション形式で提供している。インターネットサービスのインフラ基盤として、大規模法人・公的機関向け業務システムなど、幅広い業種に導入実績がある。

 TiDBは、水平方向のスケーラビリティと一貫性、そしてMySQLとの互換性による高い可用性を備えた、クラウドネイティブの分散型SQLデータベースプラットフォーム。TiDBを用いることで、コードを変更することなく、分散化型データベースの特徴を生かしたサービス開発を行うことができる。

 今回、さくらのクラウドで提供する「エンハンスドデータベース(TiDB)」は、データベースシステムの構築や運用をさくらインターネットが担い、顧客による煩雑なデータベース基盤の管理が不要なマネージドサービスとして提供する。これにより、顧客のサービスの成長に合わせて簡単に拡張できるデータベース環境を提供することが可能となる。