ニュース

パナソニックコネクト、樋口泰行CEOが年度末で退任

2025/08/01 16:56

 パナソニックコネクトは7月30日、執行役員プレジデント・CEOの樋口泰行氏が2026年3月31日付で退任すると発表した。後任には、米Boeing(ボーイング)出身で現在同社シニア・エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデントを務めるケネス・ウィリアム・セイン氏が就任する予定。

樋口泰行執行役員プレジデント・CEO

 樋口氏は、26年4月1日付でシニア・エグゼクティブ・アドバイザーに就任する。同社の前身であるパナソニックのコネクティッドソリューションズ社の社長に17年に就任して以来、約8年半にわたってパナソニックグループの法人向けソリューション事業を指揮してきた。

 新たにプレジデント・CEOに就任するセイン氏は、1997年に米ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院でMBAを取得し、99年から米A.T.カーニーで経営コンサルタント、プリンシパル/マネージャーを務めた。

 2008年からはボーイングで要職を歴任し、16年には同社デジタルアビエーション事業の最高執行責任者(COO)、17年からは同社の航空ナビゲーション事業であるJeppesen(ジェプセン)のCEOなどを務めていた。

 19年にパナソニックグループへ移籍し、米Panasonic Avionics(パナソニックアビオニクス)CEOに就任(現任)。22年にパナソニックコネクトのエグゼクティブ・ヴァイス・プレジデント兼パナソニックアビオニクスCEO、25年から現職を務める。
  • 1

関連記事

パナソニックコネクト、物流・製造現場の生産性向上支援ソリューションを提供開始

パナソニックHDは「AIの企業」になれるか 「Panasonic Go」が導く企業変革の道

パナソニックコネクト、倉庫管理を高度化するSaaSを提供 ピッキングの効率化で生産性改善

外部リンク

パナソニックコネクト=https://connect.panasonic.com/jp-ja/

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>

連載第5回:先進製品の取り扱いやソフトのクラウド販売を支援

× こちらから>>