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PCAが「ファイル共有システムに関する実態調査」、セキュリティーと利便性の両立に苦慮
2025/09/17 14:34
まず、「クラウドストレージサービスをどのような目的で使用しているか(複数回答)」(n=107)との質問では、「データ保存」が65.4%、「社内でのファイル共有」が65.4%、「ファイルのバックアップ・保管」が44.9%の回答率となった。
「社外の人とファイルを共有する頻度」(n=107)では、「ほぼ毎日」が17.8%、「週に数回」が41.1%だった。「ほとんどない」「全くない」以外を回答した人に、「ファイル共有時に最も重要視する点」(n=81)を聞いた結果、「セキュリティ・安全性」が40.7%、「ファイルの共有しやすさ」が16.0%、「ファイルサイズの上限」が16.0%だった。
「ファイル共有の際、どのようなセキュリティ機能を利用しているか(複数回答)」(n=81)では、「パスワード保護」が56.8%、「有効期限付き共有リンク」が49.4%、「閲覧権限の設定(閲覧のみ/編集可能など)」が45.7%となった。「社外の人とファイルを共有する主な目的(複数回答)」(n=81)では、「大容量ファイルの送信」が59.3%、「情報共有、ファイルの受け渡し」が56.8%、「共同編集作業」が35.8%となった。
「社外の人とファイルを共有する際にどのような課題を感じているか(複数回答)」(n=81)では、「セキュリティが不安」が50.6%、「ファイルサイズ制限が厳しい」が38.3%。「会社で契約しているクラウドストレージサービスをスマートフォンでも利用しているか」(n=107)については、「利用している」が48.6%、「利用できる環境にあるが利用していない」が29.0%、「利用できない環境である」が15.9%だった。
「現在利用しているクラウドストレージサービスで改善してほしい点(複数回答)」(n=107)を聞くと、「セキュリティ機能の強化」が35.5%、「アップロード・ダウンロード速度の向上」が32.7%、「容量制限の拡大」が29.0%だった。
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