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大塚商会の25年12月期第3四半期、売上高と各利益は3年連続で過去最高に

2025/11/04 15:19

 大塚商会は10月31日、2025年12月期第3四半期(25年1月1日~9月30日)の決算の概況を発表した。それによると、売上高は1兆57億1900万円(前年同期比22.3%増)、営業利益は665億2900万円(同27.5%増)、経常利益は680億7100万円(同26.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益465億3100万円(同27.0%増)と増収増益となり、売上高と各利益は第3四半期連結累計期間として3年連続で過去最高となった。

 コンサルティングからシステム設計・開発、搬入設置工事、ネットワーク構築まで最適なシステムを提供するシステムインテグレーション事業では、PCが更新需要を捉え高い伸びを記録。パッケージソフトも高伸長し、売上高は6978億8900万円(前年同期比28.8%増)となった。

 サプライ供給、ハード&ソフト保守、テレフォンサポート、アウトソーシングサービスなどの導入システムや企業活動をトータルにサポートするサービス&サポート事業では、オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」やサポート事業「たよれーる」などストックビジネスに引き続き注力し、売上高は3078億2900万円(前年同期比9.8%増)となった。

 なお、25年12月期の期首から、連結子会社の業績管理区分の一部を見直し、事業セグメントの区分方法を変更した。これにともないセグメント別業績の前年同期比は、24年12月期の数値を遡及し算出している。この区分方法変更による影響は軽微としている。
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大塚商会=https://www.otsuka-shokai.co.jp/

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