EIZOは5月21日、画像認識AIソリューションをエッジデバイスに実装したAIエッジコンピューター「mitococa Edge」を販売開始した。JR西日本と共同開発しており、映像監視における人手不足解決などに寄与する。
mitococa Edgeは、監視カメラを設置した現場でAI解析を完結し、混雑や侵入、転倒、滞留といった異常を即時に検知・通知する。mitococa Edge1台で最大5台までのカメラ映像を同時に解析でき、ブラウザーから設定・確認を行える。
mitococa Edgeの設定・確認画面
エッジコンピューターのベースとなるアプリケーションには、JR西日本のAI画像検知技術「mitococa AI」を採用している。両社でAI実行環境の再構築やGPU最適化、放熱設計などに取り組み、IPカメラ上でmitococa AIを動作させていた従来の構成と比較して、AIの処理速度を約5倍に向上させたという。
mitococa Edgeは、導入する市場に合わせて柔軟にカスタマイズが可能。鉄道市場だけでなく、医療現場や製造業、高速道路・鉄道といった社会インフラまでさまざまな市場で活用できるとした。
今後も両社の連携を通じて、動作温度の拡張などさまざまな環境への設置対応や外部システムとの連携、AIアプリケーションの機能拡張・改善を行う。