日立製作所と東武鉄道は7月9日、オムロンソーシアルソリューションズ、日本信号、東芝、パナソニックコネクトと連携し、生体認証サービス「SAKULaLa(サクララ)」を用いた、国内の主要な改札機と連携可能なウォークスルー型の顔認証改札の仕組みを実現したと発表した。都内で初めて東武東上線の池袋駅と上板橋に導入する。
この仕組みを利用することで、既存の改札機に顔認証用のカメラを追加で設置し、SAKULaLaなどとネットワーク接続するだけで、改札機を交換することなくウォークスルー型の顔認証改札機へと切り替えることができる。国内の主要な鉄道改札機メーカーであるオムロンソーシアルソリューションズ、日本信号、東芝の3社の改札機に対応する。
既存の改札を利用した
ウォークスルー型顔認証改札
7月15日から、池袋駅と上板橋駅において、既存改札機にアドオンした顔認証機能の稼働を開始する。混雑環境下における処理速度や運用方法の検証・高度化を図り、駅周辺の商業施設を含めた“手ぶらで快適な生活体験モデル”の本格的な社会実装を推進するという。
9月までに、東武アーバンパークラインの船橋駅、馬込沢駅でウォークスルー型顔認証改札の稼働を開始する予定。26年度中にはICカードと併用できる顔認証改札機を開発し、東武線の一部路線に導入する計画だ。27年度以降には、東武線での設置箇所の拡大や、東武鉄道以外の鉄道事業者へも導入拡大を目指す。