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日商エレ、顧客のビジネスを創るアプリケーションブランド「Natic」を発表

2020/09/24 16:34

 日商エレクトロニクス(日商エレ)は9月23日、自社で取り扱うSoEとSoRアプリケーション群を束ね、ワンプラットフォームで構成されたブランド「Natic(ネイティック)」をリリースすると発表した。


 Naticは、“最高のアプリケーションを作り、お客様のビジネスを創る。”をブランドビジョンに掲げ、人とデジタルの役割を明解にし、あらゆるビジネスシーンでの非効率な時間や手間を省き、人をより付加価値の高い業務にシフトすることを目指す。時代の変化に適応しながら過去から蓄積したデータやナレッジを顧客ごとに最適な方法で活用し、ビジネススピードが加速する体験を提供していく。

 また、同ブランドには時代の変化に自らも適応し、成長を止めない姿を示すキネティック・コンビネーションというクリエイティブコンセプトがあり、個が鮮やかにつながり合い、常に新しい姿に生まれ変わる。提供する複数のソリューションやサービスが、顧客のニーズや抱える課題に合わせて、柔軟に提案される様子を表している。

 Naticの構成要素は、従来対面で行っていた商取引を時間と場所を超えて実現するデジタルオムニチャネル(DOCH)、紙文書などのアナログ情報をデジタルデータ化するデータエントリー(DE)、業務工程間の繋がりや進捗を管理するビジネスプロセスマネジメント(BPM)、契約書や電子帳票の管理・廃棄を自動化するエンタープライズコンテンツマネジメント(ECM)、企業の経営資源を効率的に管理するエンタープライズリソースプランニング(ERP)、債権債務の管理および法制度対応などを効率化するACC、過去の情報から未来を推測・分類するための機能群が搭載されているビジネスデータサイエンスプラットフォーム(BDSP)、そしてこれらアプリケーションをクラウドネイティブ化するニッショウアプリケーションデジタルプラットフォーム(NADP)からなり、柔軟にカスタマイズ・組み合わせることで、顧客のビジネスを創る。

 例えば、SoR領域で業務全体のデジタル化やKPI管理による業務改善を促すBPMでは、NADPとのクロスバリューにより基盤コンテナ化を実現、システム全体の構築やビジネスにあわせたシステムの改修時間を劇的に短縮し、顧客ビジネススピードのさらなる向上を支えるソリューションとして提供していく。

 このように時代のニーズとともにソリューションを組み合わせ、新しい価値として市場に展開する。また、将来にわたり、時代の変化に適応し続けるためにプラットフォームの柔軟性を維持し、新たな機能・最先端のテクノロジーを常に追加していく。

 今後、Naticブランドを通じて、同社アプリケーション事業の顧客である約450社に対しSoE×SoRによる組み合わせを提案するとともに、顧客に対する事業価値を高めるためデジタル技術の活用を検討している事業者とのビジネス共創を推進していく方針。
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外部リンク

日商エレクトロニクス=https://www.nissho-ele.co.jp/

「Natic」=https://natic.nissho-ele.co.jp