今日のひとことWeb版

国産の両雄、今年を語る

2010/01/08 15:26

 国産コンピュータメーカーの両雄、富士通とNEC。BCNでは新春インタビューとして、毎年年末に両社のトップにインタビューしています。今年も09年12月に時間をとっていただき、間塚道義会長兼社長、矢野薫社長それぞれに今年の経営戦略を聞きました。

 共通点は、表情の明るさです。業績はともに落ち込んでいますが、見通しは強気。逆風を感じさせません。掲載した記事では、本文の内容だけでなく、取材当日に撮影した写真でも、その様子を感じとってもらえると思います。09年に進めた構造改革に、両氏ともに成果を感じているからでしょう。

 時期は違いますが、前任者が病に倒れ、突然トップに就任した点も両氏の共通点。決して恵まれた環境ではないなかトップに就き、稀代の経済危機に挑む両氏の発言に、注目いただければと思います。

(木村剛士)

【記事はこちら】
<新春特別インタビュー>富士通 間塚道義会長兼社長 2010年、前向きな施策を打つ
<新春特別インタビュー>NEC 矢野薫社長 先を見据えた「選択と集中」で
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.1.8」より
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