先週末は、薄っすらと雪景色が残る北海道の旭川市にいました。久々に開いた新製品の記者会見を前日に終えたばかりのウイングアークテクノロジーズの内野弘幸社長が「どうしても見せたい会社がある」と、筆者の取材日時に合わせ、同社の現地開発子会社を取材で訪れることになったからです。
同子会社とは、30年来、内野社長と旧知の仲である阿部知氏が社長を務める「HITコミュニケーションズ」というベンダーです。
同社は、SEを10数人抱えていますが、SEが顧客先に行くことはほとんどなく、「ひたすらプログラムを書く」(阿部社長)“天才プログラマー集団”なのです。こうしたプロ集団を複数グループ会社に抱え、高品質で新規性のあるソフトを早期に日本市場あるいは世界市場へ送り込もうとしています。
こうしたプロ集団が「オフショア開発」の進行とともに消えつつあります。単に、ウイング社の「自慢」をするために旭川に筆者を呼んだ訳ではありませんでした。日本のソフト業界をどう再生するか。真剣に考える内野社長の情熱が伝わりました。(谷畑良胤)
【記事はこちら】
ウイングアーク、データ活用ツールをクラウドのデファクトに進化へメールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.3.29」より