今日のひとことWeb版

少し大げさなくらいがいい

2010/11/10 15:26

 低価格ストレージを武器にするニューテックが、データアーカイブの分野に参入した時のことです。

 「あまりお金をかけたくない」「できれば投資したくない」というのが、データアーカイブ管理に対する多くのユーザー企業の声です。「古いデータの管理に、なぜお金を払うのか」と考えているのです。そのためストレージ機器を提案しても、なかなか響きません。コンプライアンスでデータ保存を迫られ、導入する企業はいますが、それでも「機器は安く」が本音です。

 ニューテックは「どんな製品が響くのだろう」と考えました。そして出てきた結論が、「一度導入すればリプレース不要」です。

 製品のキャッチに「100年アーカイブ」と謳い、「100年間、リプレースしなくていい」と提案しています。この先100年、どれだけの企業が存続しているか分かりませんが、少し大げさなくらいのほうが、心に響くのかもしれません。(佐相彰彦)

【記事はこちら】
ニューテック 低価格の「Cloudy Archive」を投入 “100年アーカイブ”が可能に
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.11.10」より
  • 1

関連記事

ニューテック 低価格インフラでSMB開拓を促進

ニューテック、「競合に負けない価格」のNASを発売、初年度500台を狙う

ニューテック、ストレージ「Supremacy」のSSD搭載モデル、米STEC製を採用

SMB市場に追い風! ニーズ高まるストレージ

ストレージ「統合化」でビジネスチャンス