シンクライアントを展開する米ワイズテクノロジーのCEO、ターカン・マナー氏は、とてもエネルギッシュな方です。先日、本紙の取材に対して、活力に溢れる眼差しで「日本での売り上げを、今年、3倍にする」と言い出しました。同席した日本法人の松浦淳リージョナルマネージャが「いや、今年は一応、2倍を目指してはいますが……」と、マナーCEOの勢いを和らげにかかりました。
ワイズテクノロジーは、日本でのマーケットをクラウドコンピューティングやモバイル端末の普及など、シンクライアントを展開する環境が整っているとみています。
マナーCEOは、松浦マネージャの“助言”をものともせず、「2倍であれ3倍であれ、とにかく日本市場に大きな期待を寄せている」と強調しました。エネルギーに満ちた姿勢を武器に、ポテンシャルの大きい日本市場を開拓すべく、PR活動やパートナー戦略を強化していきます。(ゼンフ ミシャ)
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ワイズテクノロジー、売上げ倍増へ、3-5年後にコンシューマ向け展開もメールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.3.9」より