GmailやGoogleカレンダーをプライベートで使っている人は多いでしょう。使いやすい操作性と見やすい画面。個人で使うには十分な容量で、しかもそれがすべて無料。
さまざまなサービスを提供するGoogleですが、これら汎用アプリの分野でも、ネットサービスの巨人の力を見せつけられている気がします。
GmailやGoogleカレンダーに加え、いくつかのアプリを乗せたクラウドサービス「Google Apps」のビジネス版を、企業が利用するケースが増えてきました。その導入事例として、日本事務器を取り上げました。
日本事務器は、支店5か所と営業所15か所をもち、約1000人の従業員を擁するSIer。そのスタッフ全員が「Google Apps」に完全移行しました。
SIのプロ集団が自ら導入を進めただけに、移行計画は極めて緻密。メールとグループウェアという毎日使うアプリですから、慎重でもありました。一連の移行プロセスは、ユーザーにとっても、メールシステムやグループウェアを販売するITベンダーにとっても参考になるはずです。(木村剛士)
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<ユーザー事例>日本事務器編 1000人規模で「Google Apps」に移行一石二鳥の成果をものにするメールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.7.8」より