インタビュー直前まで、クラウドコンピューティングを中心に話が進むだろうと思っていました。事実、ミロク情報サービスの是枝周樹社長は、「クラウドが今後主流になっていく可能性が十分にある」と説明。クラウド関連事業の今後の方針と取り組みを明かしました。

　その日の大きなテーマとして、もう一つ、ソーシャルがありました。意外にも、是枝社長がソーシャルサービスに高い関心をおもちで、その結果、インタビュー時間の多くを占めることになりました。現在、「クラウド上のソーシャルサービスとカネを有機的に連携するサービス」を開発中だとしています。すでに一部のITベンダーが、ソーシャルサービスを組み込んだソーシャルERP（統合基幹業務システム）を開発・販売しているとはいうものの、財務会計とソーシャルの関係については、もう一つイメージがつかみづらいというのが率直な感想です。

　新サービスは、そう遠くない日に市場に投入するそうなので、楽しみに待ちたいと思います。（信澤健太）

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＜トップインタビュー＞ミロク情報サービス　社長　是枝周樹