北斗七星

北斗七星 2013年11月25日付 vol.1507

2013/11/28 15:38

週刊BCN 2013年11月25日vol.1507掲載

▼日本で最初の駅伝は、1917年に讀賣新聞社が主催した「東海道五十三次駅伝競走」だ。京都の三条大橋には、ここからスタートしたことを記念する「駅伝の碑」が立っている。国際名称は「Road relay」だが、「Ekiden」が使われることが多い。

▼「個」を大事にする欧米と違い「チーム」が尊ばれる日本文化が生み出した駅伝。世界でも感動を呼ぶスポーツとして定着してきた。ランナー人口が増えて、注目度が高まっている。

▼11月17日、IT業界関係者を中心とする「NIPPON ITチャリティ駅伝」が開かれた。今回で第4回だが、参加チームは過去最大の673チームで、参加者が3365人に達した。おそらく参加チーム数では世界最大級だろう。

▼この駅伝は、社会的に立場の弱い未就労者の就労支援をするNPO団体「Future Dream Achievement」への寄付を目的としている。IT業界には業務の特殊性からうつ病にかかる人が多く、再就労が難しい。参加チームが増えたのは、この問題に対する意識が業界全体に波及したことを示している。駅伝が、就労弱者の社会復帰の一助になることを願う。(吾)
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