今日のひとことWeb版

ITを駆使した「おもてなし」

2016/02/08 15:26

 2月5日(金)から札幌で、67回目となる「さっぽろ雪まつり」が開催されています。今年は雪氷像が208基あり、昨年日本中を沸かしたラグビーの五郎丸歩選手の雪像や、人気マンガ「進撃の巨人」のハイクオリティな巨大雪像が話題とか。昨年は私も雪まつりに行き、雪と氷の芸術を堪能させていただきましたが、今年は行けないのが残念です。

 今年の雪まつりでは、とある実証実験が行われているそうです。1月19日、日本マイクロソフトとYRPユビキタス・ネットワーキング研究所、北海道札幌市が共同で、総務省の「オープンデータによる都市全体の外国人観光客の受入環境整備事業」における「おもてなし」の実証実験を実施すると発表しました。「FISジャンプワールドカップ2016 札幌大会」とさっぽろ雪まつりの来場者向けに、観光やスポーツ、公共交通情報などのオープンデータを活用したスマートフォン向けのアプリを提供するとのことです。この実証実験が成功すれば、2020年の東京五輪でも日本を訪れる人々に向けて活用される可能性があり、期待したい取り組みです。20年には、今までにない、ITを組み込んだ新しい「おもてなし」で外国の方々を迎えることができるかもしれないですね。(前田幸慧)

【記事はこちら】
マイクロソフト 札幌の外国人観光客をICTで「おもてなし」 総務省の実証実験を受託
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.2.8」より
  • 1

関連記事

【速報】VAIO、法人向けスマホでドコモ、日本マイクロソフトと共同会見

日本マイクロソフト みえてきたクラウドのエコシステム 四類型のパートナー網を整備

日本マイクロソフト 取締役代表執行役社長 平野拓也