「IT」は情報技術の略語ですが、これに通信(コミュニケーション)を足して「ICT」と言うこともあります。そして、これからは、さらに「AI(人工知能)」を加えて「AICT」と言ってはいかがでしょうか。
以前、本紙の特集でドイツの「インダストリー4.0」を紹介しましたが、このときのキーワードが「AI」と「IoT(Internet of Things)」でした。この二つのキーワードを合わせれば、「AIoT」と言えないこともない、かも。
そもそも「IT」の「I」は、「インターネットであるべき」という人や、「いや違う、インテリジェンスだ」という人もいらっしゃるくらいです。
つまり、これまでの単なる情報処理的な技術だけではなく、もう少しインテリジェンス(知性)を高めるべきとの見方が根強いとすれば、「AICT」はあながち的外れな略語ではないような気がします。(安藤章司)
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キーワードはIoTとAIだ! IT視点で捉えるインダストリー4.0メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.2.12」より