データセンター(DC)の場所を借りるとき、「サーバー・ラック」の単位で借りるのか、ある面積を「ゲージ(柵)」で囲って借りるのか、いずれかの方式を選べることが多いのですが、日本のユーザーは「ラック単位」の方を好むのだそうです。

 DC大手のエクイニクス・ジャパンは、外資系だけあって海外の顧客も多いのですが、「日本の顧客はラックを選ぶケースが多く、海外顧客はゲージが圧倒的に多い」と、話しています。

 ゲージの中は、たとえDCの職員でも許可なく入ることはできません。その点、ラックはDC職員や他社のスタッフが、ラックの前後に設けてある共有通路を普通に行き来します。いってみれば、ゲージは戸建て、ラックは賃貸アパートといったところでしょうか。

 日本国内のDCならアパート型でも十分に安全性が保たれるのですが、海外の顧客は、世界のさまざまな安全レベルの国や地域に進出している経験上、「DCはしっかり囲えるゲージ方式を選ぶべき」と決めているケースが多いのだとか。

 その点、日本のシステム担当者自身の家も賃貸アパートだったりすることから、賃貸慣れしているのかもしれませんね。(安藤章司)

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メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.3.17」より