自動運転ソフトウェアが混戦の度合いを深めています。クルマの制御系の世界標準は、欧州発の車載OS「AUTOSAR」でほぼ収束しつつありますが、自動運転系のソフトウェアプラットフォームは、まだどこが主導権を取るのか見えない状態だといいます。

 この12月、名古屋大学などとの産学連携で誕生したオープンソースソフトウェアの自動運転ソフトウェア「Autoware(オートウェア)」の普及推進団体が新たに発足。AUTOSAR陣営も自動運転を視野に入れた「AUTOSARアダプティブプラットフォーム」の仕様策定に力を入れています。

 車載ソフトに詳しい名古屋大学の高田広章教授は、「(自動運転の領域で)どのソフトウェアプラットフォームが主流になるのか、まだ見えてこない」と話しており、当面は混戦の状態が続きそうです。(安藤章司)